子どもの言語能力を育てる、たった1つの方法
鏡に向かって「あーうー」とお話しするようになったこびとちゃんです(^^)
赤ちゃんが熱心にお話しようとする姿は本当に可愛いらしいですね。
これからどんどん言葉を話し始めるであろうこびとちゃん。
親は何をすれば、少しでも子どもの言語能力を伸ばしてあげられるのか、気になりますね。
そこで、今日のテーマは言語能力の育て方です🌱
言語能力を伸ばすには?
アメリカで行われた最も詳細な研究によると、子どもの言語発達に最もはっきり現れる影響は、「親が話しかける量」であることが判明しました。
3歳までの時期によく話しかけた親の子は、読む・書く・聴く・話すなど様々な言語能力が、そうでない子に比べ、小学生になっても優位なままであったといいます。
≫つまり、子どもの言語能力を育てるには、早い時期から子どもに話しかけることが一番大切だということ!!
では、どのようにすれば効果的なのでしょうか?
【話し方】ポイント
1.子どもに向かって話す
テレビや電話など、本人に関係のない音声を聞かせていても意味はありません。
赤ちゃんは生後4ヶ月から、口の動きがどの音に結びついているのかを見い出しているので、顔を見てお話ししましょう。
2.簡単明瞭な話し方
過度に赤ちゃん言葉にしたり、早口な話し方はやめましょう。ゆっくりはっきり、わかりやすく話してあげるのがポイント。
3.肯定的な話し方
「〜だめ!〜しないで!」など、否定的な言葉で育った子は、3歳の時点で言語能力が低いことがわかっています。なるべく肯定的な言い回しで伝えてあげましょう。
【聴き方】ポイント
話しかけることと同様に大切なのが、「聴くこと」です。赤ちゃんがどの子音と母音を話せるようになって、何を省いているのかよく聞いて、新しく言えるようになった言葉をどんどん肯定・反復しましょう。
★ここに注意!★
赤ちゃんの発音を直して言わせたりしないように、注意してください。訂正されると発話量が減り、練習量が減るので言語能力も育ちません。言い直させずに、正しい言い方で反復してあげるだけで大丈夫です。そのうち何度も聞いていると自然と学んでいきます。
≫実はこれ、モンテッソーリ教育でも同様で、数の分野や言語の分野など、どのお仕事でも間違いは訂正せずに、先生が次回その間違いの原因になっている箇所のレッスン(提示)を新たに行うことで、自然と解決するように導きます。
先生の役割は、「間違いを指摘し、訂正すること」ではなく、「学ぶことが楽しい!」と思える子を育てることだからです。一人一人何が必要か把握し、タイミングをみて導いていくので、教師の力量が試されます。
一方、子どもたちは「間違っていた」という認識はないまま、楽しく学んで、いつのまにか間違いも直っているという神業。これぞ間違いは先生のみぞ知る!
おすすめ実践編
1.一緒に歌を歌おう♩
子どもたちは歌を歌うのが大好きです。
歌を歌うのが苦手でも、発音を見せるのはとても大事なことなので、CDやyoutubeに任せっきりにせず、子どもと一緒に歌いましょう!
2.本を読もう
たくさん絵本を読み聞かせてもらった2歳児は、小学生になっても言語能力が高いことがわかっています。
月齢に合わせて興味のある本を一緒に読んで、親子時間を楽しみましょう📚
おしまいに
言語能力の高い子に育てるには「話しかける」という、シンプルな方法が重要であることがわかりました。
これって、おしゃべりな親の子はおしゃべりになるってことですね?
そういう意味では我が家は問題なさそうです。笑
参考文献
子どもの発達が神経学の視点からわかるイチオシの本です。
子育てをしている神経学者ママの視点から描かれるこの本は、ママ目線での発達に関する目からウロコ情報満載! 専門的な内容もとてもわかりやすく書かれています。