【モンテッソーリ教育】赤ちゃんが安心して育つ!子どもスペースのつくり方
生後数ヶ月は赤ちゃんとお家で過ごす時間が長いですよね。
子どもの環境設定のコツを知らないと、大人目線での快適さだけを求めがちです。
モンテッソーリ教育では生後すぐでも「子どものための環境」を重要視します。
それは赤ちゃんにこの世界に安心感を持ってもらうためでもあり、その子自身の発達を妨げないようにするためでもあります。
ポイントを押さえて、ぜひご自宅でも実践してみてください!
今日のテーマは赤ちゃん期のおうちの中の環境設定についてです!
1.赤ちゃんのための4つのコーナー
まず、はじめに赤ちゃんを迎えるために、4つのコーナーを作り、赤ちゃんがその場所にいったら何が起きるのかわかるという安心感をつくります。
たしかに、言葉も分からず、視力もあまりない中でお世話をされる立場に立てば、匂いや体に当たるものの感触で「ここに来ればおむつを変えてもらえる」「ここに来ればミルクをもらえる」のように一貫性があると、次に何が起きるのか少しは予測ができて安心ですよね。
ぜひ、妊娠中に部屋を整理して、どこで何をするのかシュミレーションし、ベビーベットなど赤ちゃんのものを含めた家具の配置を考えられると良いですね。
4つのコーナーについての詳細はこちら↓
2.理論編:一番美しいものを子どもたちへ
最初の3年間、子どもたちは環境からすべてをスポンジのように吸収します。これをモンテッソーリ教育では「吸収する精神」(Absorbed Mind)と呼びます。
脳科学でも、持って生まれてきた大量の脳神経を、環境に合わせるように取捨選択し、量を減らして(刈り込む)配線される時期だと言われています。
この時期に子どもたちが何を見るか、何に囲まれているかがその子の感性の土台となります。子どもの興味をひき、それを満たし、持続させるためには、環境、本、おもちゃの品質や美しさはとても重要な要素です。
子どもじみたもので溢れた部屋ではなく、美しい木や絹でできた天然素材のおもちゃ、美しい絵やポスターなど、大人にとっても居心地がよく、「きれいだな」と思える部屋作りをしていきたいですね。
3.実践編:ねんね期のプレイスペース
冬の寒い日はなかなか窓際は冷えるので、部屋の真ん中にこびとちゃんのプレイスペースを作っていましたが、カーテン越しの日差しが気持ちのよい季節になってきたので、窓際スペースにお引越ししました。
まだうつぶせ練習中で、寝返りのできない生後3ヶ月、最近のこびとちゃんのプレイスペースはこちら↓
・絹糸でできたゴッビ・モビールを上に吊るす
・木のラトル(にぎにぎ)をいつでも持てるところに置く
・鏡で自分の姿を見れるようにする
最近は鏡を見て「あーうー」と言いながらおしゃべりしたりして遊んでいます♩
話し相手ができて楽しそうです(笑)
鏡は次第に自分の手や姿を発見し、認識するのを助けてくれるそうですよ。
ぜひお試しください⭐︎
4.0〜3ヶ月のモビールまとめ
モビールは赤ちゃんの成長に合わせて、月齢を目安に変えてあげてくださいね。
*生後0ヶ月:ムナリモビール
*生後2ヶ月:ダンサーモビール
*生後3ヶ月:ゴビ・モビール
*生後3ヶ月〜:ひっぱれるモビール