ゆらゆら抱っこで心が育つ🌱
最近こびとちゃんをあやすのに、足をゆらゆら腕をゆらゆら、家中を歩きまわってくたくたになります( ;∀;)
なんといっても、すでに7キロあるこびとちゃんは重いのです…。涙
ところで、赤ちゃんはどうしてこんなにゆらゆら抱っこされるのが大好きなのか、不思議に思ったことありませんか?
お母さんの産後の筋力低下を憂いての筋トレ推進か、はたまた、まさか単なる嫌がらせが目的…⁈
ではないはず…
実は、脳の中の機能に秘密があるのだそうです!
赤ちゃんのあれこれは脳科学と結びつくんですね。
赤ちゃん学って面白い!
ということで、今日のテーマは前庭感覚!
ゆらゆら抱っこの秘密に迫ります✨
前庭感覚ってなに?
*体の運動やバランスをとれるようにする五感に続く六番目の感覚
*特に目を正確に動かすのに大切
(例:走っている時に周囲が上下して揺れて見えないようにしている)
*子どもは適度に刺激させると気持ちがいい
*前庭神経っていうのがあります
いつからいつまで発達するの?
*1.3cmの胚の時に前庭神経は作られ始めています
*思春期まで作り続ける遅い発達の伝導路もあります
→子どもの時好きだったトランポリンやホッピング、一輪車も竹馬も…全部が前庭感覚の訓練だったとは!!
何に関係するの?
*平衡感覚や運動能力の発達
*心と神経の発達
特に早い時期に成熟する感覚の1つである前庭感覚は、赤ちゃんのはじめの感覚経験の大部分を占めるため、他の感覚能力や運動能力の組織化を助けます。そうして感情や認識といった高次の発達に影響及ぼすことになるのです。
*心に障害をもつ子どもには前庭感覚の欠陥がしばしばみられます。(注意欠損障害、学習障害、言語障害、自閉症の子など)
もちろん前庭系だけが唯一の原因だとは考えにくいのですが、大事であることは確か。
前庭感覚を刺激するとどうなるの?
*他のあやし方をされている時よりも、目に映るものに大きな注意を払う。
*周りの世界に関する情報をとりわけ効率よく吸収し、学習できる。
*ずっと刺激が継続すると、赤ちゃんの覚醒レベルは低下し、寝入る。これも成熟しつつある脳にとって好ましいことで、眠っている間にたくさんの大切な変化が起こっています。
おしまいに
と言うわけで、お母さん的には腕が痛かったり、足が疲れたり、腱鞘炎が悪化したり…(←これ切実)
ゆらゆら抱っこをする日々は、なかなか大変なのですが。
単にこびとちゃんを泣き止めさせるだけではなく、心を育ててると思うとなんだかわくわくしてきます♡
それならケチらずゆらゆらするよ、
心よ、しっかり育っておくれ🌱
前庭感覚たのんだよ!
参考文献